周りで結婚する人が増えると、なんとなく焦ってしまうこともありますよね。
私も、ずっと恋愛がうまくいかずお互いになぐさめ合っていた友人が結婚したとき、少しさみしい気持ちになったことを覚えています^^;
特に女性の場合は「子どもを産めるリミット」が男性と比べて短いため、決断を急がなければいけない場面も多いのかもしれません。
そんなとき仕事や趣味、友達付き合いなどが充実していると「結婚と、それ以外のどちらを取るか」で迷う方も少なくないはずです。
今回は、早婚のメリットとデメリットをまとめてみました。
また結婚のタイミングと深く関わっている「高齢出産のリスク」についても解説しています。
「私もそろそろ婚活したほうがいいの?」と悩んでいる方も、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
- 結婚は早い方が良い?早婚する5つのメリット
- 結婚は早い方が良い?早婚するデメリットも知っておこう
- 結婚は早い方が良い?高齢出産のリスクについて
- 結婚は早い方が良い?あなたが5年後も独身な確率
- 【結論】結婚は、人によっては早い方が良い!
結婚は早い方が良い?早婚する5つのメリット
早いうちに結婚するメリットは、主に5つあります。
- 理想の相手と結婚しやすい
- 婚活に長く時間をとれる
- 若く健康なうちに出産できる
- 子育ての体力がある
- 子どもが巣立ったあと、やりたいことを楽しめる
それぞれについて補足しましょう。
理想の相手と結婚しやすい
早婚する最大のメリットは、理想の相手と結婚しやすいことです。
恋愛や婚活では、若さが大きなアドバンテージになります。
これは「健康な子どもを産めそうな人をパートナーにしたい!」という生き物としての本能が働くためですね。
周りに既婚者が少ないのも有利なポイントです。
当然ながら、自分の年齢と比例して周りの既婚率も上がる傾向にあります。
ある程度の年齢になると「いいなと思った人はみんな既婚者…」という事態になりかねません。
若いうちから結婚を視野に入れておくと、パートナー選びで妥協することも減りますよ。
婚活に長く時間をとれる
いざ婚活を始めても、すべてがスムーズにいくとは限りません。
巷では「婚活が辛い、上手くいかない」という声もあふれていますよね。
婚活は、ときに軌道修正・改善しながらトライ&エラーをくり返すものです。
しかし年齢が若くないと、婚活自体にあまり時間をかけられず焦る原因になってしまいます。
スタートが早ければ、時間と気持ちに余裕を持って婚活することができるでしょう。
参考記事:
若く健康なうちに出産できる
くわしくは記事後半でお伝えしますが、若いほうが「出産リスク」が減ることは事実です。
これに関しては、自分自身のためにも正しい知識を持っておきましょう。
また年齢が上がると婦人科疾患も増えやすく、妊娠自体がしづらくなる場合もあります。
もちろん、若ければ必ず健康な子を産めるわけではありません。
20代でも難しいこともあれば、40歳前後で自然妊娠して元気に出産する場合も多々あるでしょう。
しかし、確率的には若いほうが妊娠しやすく安心して出産に臨めます。
子育ての体力がある
子育ては、かなり体力を消耗します。
新生児のときは3時間おきの授乳・おむつ替えで、睡眠不足になることも少なくありません。
喋ったり歩けるようになっても、それはそれで目が離せず大変。
子どもを走って追いかけたり、一緒に外遊びをするなら「スタミナ勝負」です。
また年齢的に、親の介護とタイミングが重なる可能性もあります。
小さな子どもを育てながら介護をするのは本当に大変になるので、そのあたりも含め「人生設計」を見直してみましょう。
子どもが巣立ったあと、やりたいことを楽しめる
結婚・出産が早いと、それだけ子どもが成人するのも早くなりますよね。
子育てがひと段落したら、夫婦で外食や旅行などに出かけられるのも楽しみの1つになるでしょう。
ほかにも趣味に没頭したり、新しいことにチャレンジしてみるのも有意義な過ごし方ですよね。
子育て中は、子ども中心の生活になるので「自分の時間」を持てないことがほとんど。
わが子が巣立ったあとに、やりたいことを楽しめるのも早婚のメリットといえますね。
結婚は早い方が良い?早婚するデメリットも知っておこう
一方で、早婚には次のようなデメリットもあります。
- 遊んでいられる時間が少ない
- 貯金など経済的な余裕がない
- キャリアがないまま仕事を辞めると、復帰しづらい
- 恋愛経験が少ないまま結婚する
順番に見ていきましょう。
遊んでいられる時間が少ない
育児が始まると、自分にかける時間が確実に減ります。
また子どものいる・いないに関わらず、フットワーク軽くあちこち遊びまわることは難しくなるでしょう。
そんな中で、同年代の友人が華やかに暮らしている様子を見ると羨ましくなるかもしれません。
妊娠中・授乳中のお酒も基本的にNGですし、子どもが1人で寝られるまでは友人と飲みに行くハードルも高くなります。
そもそも結婚相手が門限や外出に厳しいと、いつまでたっても出かけづらいかもしれません。
貯金など経済的な余裕がない
仕事を長く続けていると貯金も貯まってきますが、若いうちは蓄えがあまりないかもしれません。
そのため必要品の買い物でも冷や冷やしたり、毎月ギリギリで暮らすことになる場合もあります。
また年収が低めだと各種ローンを組みづらいなど、生活において不便な点が出てくる可能性も。
周囲の手助けを得ることで何とかなる場合もありますが、世帯年収が高いに越したことはないですよね。
キャリアがないまま仕事を辞めると、復帰しづらい
信頼や実績があると、産休をとっても職場復帰しやすくなります。
反対に、今まで何もキャリアを積んでいないと「必要な人員」と見なされず、帰る場所がない…という結果になりかねません。
仕事が好きな方やキャリアを失いたくない方は、職場での評価を高めてから結婚するのも一案です。
恋愛経験が少ないまま結婚する
男性を見る目は、ある程度の恋愛経験を積むなかで養われたりします。
早い結婚だと、人によっては十分な恋愛をしておらず「パートナー選び」で失敗してしまう可能性もあるでしょう。
何人かと深く関わるうちに「避けるべき男性」や「結婚に向いている男性」を見極められるようになるもの。
結婚相手で後悔したくない方は、積極的にいろいろな男性と接してみるのがおすすめ。
短期間でもいいので複数の男性と交流し、自分に合う人を見つけてみてください。
参考記事:
結婚は早い方が良い?高齢出産のリスクについて
高齢出産とは、35歳以上で子どもを出産することです。
最近は40代後半で子どもを産む芸能人などもいて、まだ焦る必要はないかな?と思ってしまう方も多いかもしれません。
しかしテクノロジーや医療がこれほど進化しても、人間の身体は太古の昔、5万年前のままといわれています。
35歳で子どもを産むとして、スケジュールを逆算してみましょう。
- 34歳で妊娠
- 夫婦だけで1年くらいゆっくりしたい(33歳)
- 両家挨拶、入籍、引っ越し、結婚式などで1年(32歳)
- 交際期間は2年(30歳)
- 出会い(29歳)
こう見ると、高齢出産は意外と私たちの身近にあるわけです。
高齢出産では、流産の可能性が高まります。
26歳~45歳の流産率は以下のとおりです。
また年齢とともに、ダウン症や何らかの染色体異常を持つ子が生まれる確率も上がってしまいます。
- 20代:1,667~1,000人に1人
- 30代:952~137人に1人
- 40代:106~11人に1人
20代より30代が、30代より40代のほうがリスクも上がるわけですね。
子どもだけでなく、産むお母さんの危険が高まることも知っておかなければいけません。
基本的に、母親の年齢にともない「妊産婦死亡率」も上がってしまいます。
少し怖い話をしました(>_<)
が、正しい知識が自分自身を救ってくれることは大いにあります!
「知らなかった」で後悔しないように、将来についてじっくり考える時間をとってみてくださいね。
結婚は早い方が良い?あなたが5年後も独身な確率
「高齢出産のリスク」以外で知っておくべき事実があります。
それは、誰もが年々、時間の経過とともに結婚できなくなるということです。
以下の画像を見てみると、自分が5年後に結婚している可能性は日々下がっていくことがわかります。
「今すぐ結婚したいわけじゃないけど、いつかは結婚したい」という声もよく耳にします。
しかしその“いつか”は、ずっとあなたの手の中にあるわけではありません。
いつか結婚したいタイプの方は、早めに結婚を見据えて行動しましょう。
【結論】結婚は、人によっては早い方が良い!
「結婚って早いほうがいいのかな?」と悩んでいる方に向けて、早婚のメリット・デメリットをご紹介しました。
個々の価値観によって、結婚のベストタイミングは違ってきます。
自分のライフスタイルや将来設計をふまえながら、婚活の在り方について考えてみましょう。
ただし「高齢出産のリスク」など、正しい知識だけは身につけておいた方がベターです。
物事には、やり直しができるものと、できないものがあります。
「自分が最優先したいことは何なのか」を考えて行動してみてくださいね^^